高等課程2年生 座禅を体験して
2年生は現在、成人老年看護実習?と精神看護実習です。12月からは、進学のための入試、卒業試験、資格試験と慌ただしい日々を迎えることになります。そのため毎年、自分と向き合い心を落ち着かせる時間になればと思い、座禅を実施しています。鳥栖の萬歳寺ご住職であられる石橋亨見先生にご指導いただきました。
座禅をする前、座り方や手の組み方、姿勢、目線など基本的姿勢、そして警策を受ける時の作法も習いました。1回目は、足のしびれや腰の痛みで集中できませんでしたが、2回目に合掌、礼をし、右肩に左手を乗せ、頭を低くし2回警策受けました。その時は、足のしびれや腰の痛みも忘れていました。自分を見つめ直す時間になり、今を生きている、生かされている時間を大切にし、すべての事に感謝の気持ちを持ち過ごしていきたいと思いました。(2年Aクラス M・E)
何も考えず落ち着いたことで、外の音がよく聞こえ、時折吹く風が少し冷たく、秋という季節を感じました。ご住職のお話を聞いて、今日のように穏やかな気持ちで相手を気遣うことの大切さをしみじみと感じました。日常ではやらなくてはいけないことがたくさんあり、一日一日精一杯だけど、座禅をして気持ちが楽になり、普段感じないことをたくさん感じることができました。(2年Aクラス S・J)
初めて座禅を体験しました。いつもは学校と仕事の両立でバタバタしていますが、今日の座禅は久しぶりにゆっくりとした時間を過ごすことができました。一呼吸一呼吸を心で感じるくらいとても静かな時間で自分を見つめ直すいい機会になりました。自分の未来像を思い浮かべたとき、「今は辛いかもしれないけど、頑張ろう」と思いました。(2年Bクラス T・K)
姿勢を正し、線香の匂いのする中で、心を落ち着かせ多くの事を考えました。残りの実習も臨床でしか学べないことをたくさん吸収していきたいと思いました。今、専門課程の入試のこと、准看護師資格試験のこと、これから看護師として責任感のある行動がとれるだろうかたくさん不安がありますが、今日を境に勉強に力を入れようと思うことができました。(2年Bクラス H・M)