高等課程 黒髪少年自然の家宿泊研修に参加して
平成28年7月29日から30日、2年生はA・Bクラス合同で宿泊研修に行きました。毎年、「阿蘇青少年交流の家」で実施していましたが、熊本大震災により研修施設も被害を受け、研修場所の変更を余儀なくされました。今年は「佐賀県黒髪少年自然の家」で実施することになりましたが、急な変更にもかかわらず研修を受け入れてくださり、施設の方々に心より感謝申し上げます。研修目標である「協調性を学ぶ」にふさわしい充実した研修ができました。
2日間の研修では、周りのことを考えて生活できたと思います。研修のテーマも「ホスピタリティ」ということで、思いやりをもって人に接することや協調性を学ぶことができました。話をしたことのない人もいて最初は気まずかったが協力して研修内容を進めていく中で、少しずつ打ち解け話せるようになりました。自分から話しかけたり、相手が困っているときに声をかけたり、自分がアクションを起こすこと人間関係を築くためにとても大切だと思いました。相手の人はどうするのだろうと考えるだけでペアの人と息を合わせることができ、相手の気持ちになって考えることが大切だと思いました。自然の中でみんなと過ごすのは、思った以上に楽しく友達の知らなかった一面に気づくことができ仲も深まりました。(2年Aクラス N・M)
最初は慣れない環境で不安が大きかったが、皆と一緒に話をしたりグループの人とも仲良くなれて、不安から楽しみに変わりました。手話やレクリエーションをするときも笑顔が絶えることなく、皆で頑張ったのでとても充実感がありました。一人では何もできないということも改めて実感し、チームワークの重要性を再認識しました。一人一人が自分の役割を果たし、責任を持ち行動できたので有意義な研修だったと思います。(2年Aクラス R・M)
研修では、仲間との協調性を学びました。研修内容の一つ一つが看護に必要なことばかりだったと思います。相手を思いやる、相手に合わせる、相手の意見を傾聴するなど、チームワークの大切さを学びました。とても暑かったのですが、一日の終わりに入ったお風呂は気持ちよくありがたく感じました。熊本地震で被災された方々はお風呂にも入れず、何日も続く避難生活は想像以上だろうと思わずにはいられませんでした。普段の当たり前の生活に感謝して過ごしていきたいと思いました。仲間とまた一つ新しい思い出ができ、お互いの事をより知る機会になりよかったです。(2年Bクラス Y・M)
宿泊研修を通して、新しい出会いの喜びを感じました。私は人見知りなので、研修を楽しめるだろうかと思っていましたが、いろいろなゲームで成功や失敗を共有することで、チームの仲が深まり楽しめました。また普段と違う環境の中、多人数で日常生活をすることにより、協調性を学ぶことができました。時間通りに行動することや他の団体への配慮を考えること、率先して動くことなど、これからの実習や看護師になってからも重要なことばかりだと思います。今回の学びを忘れず頑張っていきます。(2年Bクラス H・Y)