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高等課程2年生「成人・老年Ⅰ・母子看護実習」を終えて

高等課程2年生は、平成26年1月14日から6月6日までの5ヵ月間にわたる長期実習が終了しました。この実習で生徒たちは多くのことを学びました。 その後学内でAクラス、Bクラスそれぞれで「実習反省会」を行いました。 以下、生徒たちの「学び」を紹介します。

始めは、目的を持って行った援助が、患者さんのためになっていると考えていました。しかし、言語的コミュニケーションが取れない患者さんを受け持ち、瞬きや表情から徐々に思いが理解できるようになり、これまでの援助が患者主体ではなく自分主体であったことに気づきました。それは、少しでも患者さんのことを知りたい気持ちが高まったためだと思います。援助は患者さんとの距離を縮め、より状態を把握する機会ともなります。だから、自己満足に終わることなく、さらに患者さんに合わせた援助へと変化させていくという事を学びました。

(Aクラス:T.T)


今回の実習は、自分自身と向き合う時間となりました。患者さんから受け入れて頂けなかった時、悩み落ち込みました。今まで簡単に用いてきた患者さんに寄り添うという言葉が、どういう事でどんなに難しい事なのか、考えさせられました。また、「ありがとう」と言って頂けるケアを行うことの難しさや、「ありがとう」の言葉の持つ温かさ、重みを改めて実感しました。患者さんの存在あってこそ日々の学習が充実するので、この気持ちを忘れず、少しでも力になれるよう専門的知識を身に付けていきたいと思います。

(Aクラス:A.S)


患者さんの状態は日々変わるという事を改めて感じ、状態や個別性に合わせた看護が大切だと学びました。そのためには、患者さんの状態を判断するための疾患や内服薬等の知識が必要だと思いました。学習した事を実習の場で活かすことができないと、学習したとは言えません。今回の実習では、学習した事を小さいノートにメモし活用した事で、質問に答えたり症状の観察点や原因を再確認する事ができ、頑張ってよかったと思います。精神的に辛い時もありましたが、患者さんと関わる楽しさや嬉しさを実感しました。

(Aクラス:M.T)


退院後、患者さんが自己管理を行うにあたり、看護師は、事前にパンフレット等を作成して渡し、不安なく健康的に生活していけるよう援助していることを知り、退院後も責任を持つ事を学びました。また、患者さんの話を聞いている際、ふとした表情や仕草に目を向けることができるようになると、何を必要としているのかがわかるようになりました。不安を打ち明けられることもあり、私が考えていることが患者さんにとっての本当の問題ではなかったことに気づくことができました。選択肢を一つに絞らず、色々な視点から、個別性のある看護が提供できることを、今後の目標にしたいと思います。

(Aクラス:K.K)


患者さんの状態を捉えることができず、指導されている事の意味が理解できていませんでした。しかし、患者さんの今の状態に疑問を持ったことで、全体像を捉えるという意味がわかり、問題点や援助時の注意点が少し分かって援助することができました。患者さんを理解していく視点を学び、改めて知識の必要性を感じました。

(Aクラス:Y.N)


自分の傾向はわかっていましたが、グループメンバーからの助言で気づいた点もあり、落ち着いて行動することができました。お互いに助言しフォローしてくれたので、実習を乗り切ることができ、メンバー全員が成長することができたと思います。

(Aクラス:M.Y)


患者さんに応じた観察のポイントを考えるのに時間がかかったため、指導受けた事を一から振り返ることで観察ポイントがわかるようになり、実習日誌の内容も変化している事を実感しました。そして、患者さんの観察ができないと看護は行えないと学びました。また、抗癌剤治療の副作用によりきつそうにされていた患者さんが落ち着かれた頃、病気や治療に対する受容や不安について傾聴し、思いを知りました。どこまで踏み込んで話を聞いたらいいのか、不安にどう返事をしたらいいのかとても悩みました。グループメンバーに相談し、カンファレンスで助言をもらったことで、患者さんの思いに共感し、寄り添うような気持ちで話を聞くことができました。精神面のケアはとても難しいことですが、目で見て分かる事だけでなく、目に見えない思いをみようとすることで、より患者さんの事を理解でき信頼関係へと繋がっていくことを学びました。

(Bクラス:M.H)


患者さんの疾患や人体のしくみと働き等様々なことを学習し、指導を受ける事で、疾患についての理解が深まり、さらに、観察や援助の必要性、注意点の根拠がわかるようになりました。看護は、アセスメントを行って援助し、実施したことを考察、評価するという一連の過程が連続していくものであるということを、実践を通して理解することができ、とても充実した実習となりました。また、援助がうまくいかない時や悩んだ時、カンファレンスで話し合いグループメンバーから助言をもらうことができ、看護という仕事は一人でする仕事ではなく、チームで患者を支えていくという他職種間の連携が大切であることを改めて学ぶことができました。

(Bクラス:H.I)


疾患や検査等に対する不安を抱えている患者さんに関わる時、「自分が患者さんだったらどうしてほしいのか」を考えるようになりました。この視点で日常生活の援助も考えて行うようになり、人と人との関わりや援助する際の視野を広げることができました。また、色々な病棟や外来で実習し、将来の看護師像を具体的に考え、自分を客観的に見つめ自己の傾向に気づく機会にもなりました。これから自分の課題と向き合い、勉強に励み、将来の看護師像に近づけるようにしたいと思います。

(Bクラス:A.T)


受け持ち患者さんのほとんどがオムツで排泄されており、オムツを使用されている事が普通のことのように思い込んでしまい、尿意があってもトイレに移動することができないため、仕方がないことだと思っていました。しかし、指導者のアドバイスの下、尿器で排泄して頂くことができるようになると、排泄に対する思いを自ら訴えられるようになりました。この体験から、排泄のニードが満たされないことは、自尊心の低下を招くという事を学びました。そして、苦痛は疾患そのものだけでなく、疾患に伴った日常生活の障害からくる苦痛が大きいことを知りました。障害されている部分を知り援助することが、QOLを重視した援助に繋がることを学びました。

(Bクラス:K.O)


外来実習や色々な検査を見学させて頂いた事で、患者さんが疾患に気づいたきっかけやどんな検査を経て入院に至ったのか、また、退院後の受診等よりイメージでき、患者理解に繋がりました。患者さんは、手術し退院したら終わりではなく、退院後の経過観察は外来で行われ、手術室と外来が連携して支援していることがわかりました。また、看護師は医師や薬剤師、栄養士、理学療法士やソーシャルワーカー等との協力が必要不可欠であり、一番近くにいる看護師が患者さんの状態や気持ちを理解し、代弁者となれる関わりが大切だと学びました。

(Bクラス:M.H)

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