実習を終えて
高等課程1年生は、12月に基礎看護実習Ⅲを終了しました。
前回の基礎看護実習Ⅱは病院への実習に行ったメンバーと学校内での実習のメンバーがいましたが、今回は1年生全員が病院への実習の経験をできました。
今回の実習を通して一人ひとりが多くのことを学び、成長を感じることができました。
以下、感想をいくつか紹介します。
今回2回目の病院への実習でしたが、前回に引き続き自身の看護技術や知識が不足している事により援助がスムーズにいかず、
学校の授業や日々の研鑽が如何に大事かを痛感しました。
今回1番大きく視点が変わったのが、患者さんの負担ばかりを考えず、残存機能を生かした援助や声掛けを行う事も大事であるという点です。
患者さんの個別性を考えるという点を捉える事ができ、少しではあるが成長出来たと思います。(N・O)
初めての病院実習で緊張と不安でいっぱいでしたが、ペアの人と協力し、補いながら頑張ることが出来ました。
援助では、教科書の援助内容を元に、患者さんの個別性を考えながら援助の内容を追加し、工夫や修正をしていくことが大切だと学びました。(O・M)
目の前にいる患者さんに、何が出来るだろう?と考える力が大きく養われました。
患者さんの反応や症状を直接目にする事で理解を深め、“患者中心の看護の大切さ”を学ぶ事が出来ました。
また、実践を通して自身の課題が明確になり、より自分を知る事が出来ました。(S・K)
受け持ち患者さんと意思疎通を図ることが難しく上手くコミュニケーションをとることができませんでした。
しかし日々コミュニケーションを重ねるごとに言葉を理解することができ、要望を伝えてくださったり会話ができた時はとても嬉しかったです。
短い実習期間でしたが患者さんから学ばせていただいたことは多く、看護の難しさはもちろん喜びも経験することができました。
患者さんにとって良い看護ができるように援助や関わり方をを考えられるようになりたいと思います。(S・M)