高等課程2年生 波戸岬少年自然の家研修に参加して
平成30年8月22日(水)?23日(木)、高等課程2年生はA・Bクラス合同で波戸岬少年自然の家において宿泊研修を行いました。一人一人が役割を果たし、協力して研修を進める中で、多くの学びがありました。
今回の2日間の研修を通して感じたことは、全員で一つになることの大切さです。最初はA・Bクラスの合同チームということで、とても不安に思っていました。また同時に、この研修でどんなことをするのだろうと研修に対して前向きな気持ちではありませんでした。しかしA・B合同チームで自己紹介をし合い、お互いのことを知ってから同じ作業や活動を行ううちに、自分が楽しんでこの研修に参加していることに気づきました。次は、どんな活動をするのだろうと研修に対してとても興味を持って参加していました。ゲームの内容も、チームで力を合わせて行うものが多く、こんなにも他人のことを思い、応援したり、励ましたりしたのは久しぶりで、とても気持ちが良くなりました。研修の目的である、協調性を養うことでは、私たちは、チームメンバーのことを考え、全員が同じように活動できる雰囲気作りができたと思います。誰かに頼るのではなく、責任を持って自分から行動するように心がけて活動することもできたと思います。(2年Bクラス A・K)
初めてA・Bクラス合同で過ごす2日間で、うまくコミュニケーションが取れるかとても緊張していました。しかし、お互い同じ目標を持った仲間ということもあってか、すぐ打ち解けることができてホッとしました。チーム内も盛り上げてくれる人がたくさんいて、私自身も楽しく過ごすことができましたし、そういう雰囲気作りが私は苦手なので、もう少し頑張らなくてはいけないと普段の自分の態度を振り返るきっかけにもなりました。また、別のクラスの人と話し合う看護観も、また違った視点があり楽しかったです。普段同じ人とばかり話すのではなく、勇気をもって踏み込んで、外の世界を見ることも日常のいい刺激になると学びました。また、町田先生が最後におっしゃった、「心は自分と相手の間に存在する」という言葉が、とてもしっくりくると思いました。自分から放つ気持ちは相手にとって心地よいものでありたいと思います。この気持ちを忘れず頑張っていきたいと思います。(2年Bクラス T・H)
今回の研修を終え、色々な人との関りを通し、多くのことを得ることができたと思います。初めは、町田先生も言われていた通り、「この年になって泊まりで研修だなんて...」と思っていました。普段、エアコンのきいている室内で過ごすことがほとんどで、体を動かすこともほとんどありません。そんな中でのレクリエーションで正直「暑い」「何のため?」という思いでした。しかし、A・Bクラス混合のチームで協力し何かに挑むこと、また相手を思うことの重要性を感じました。初めは嫌だと思っていた気持ちも活動を行っていくと徐々に楽しくなり、気づけば顔をくしゃくしゃにして笑っている自分と、グループのメンバーがいました。私ができないことや苦手なこともフォローしてもらい、助けられました。年齢も性別もさまざまなグループで、緊張していたメンバーも一緒に何かに取り組み、悩み、協力し、助け合い時間を共有することで一つになれ、とても笑顔の多いグループとなりました。こうやって看護も共に悩み、協力し、情報を共有するところにつながってくるのではないかと思いました。(2年Aクラス K・F)