第38回戴帽式 -灯火を見つめ 看護への道 決意新たに-
高等課程1年生(平成26年度生)99名の「第38回戴帽式」が、平成26年11月15日(土)午後1時より、本校3階講堂に於いて、来賓、講師、実習施設、勤務施設、保護者の方々の多数のご臨席を賜り厳かに挙行されました。式では担任による呼名の後、山下副校長から一人ひとりがナースキャップを戴き、ろうそくの灯をナイチンゲール象より採火しました。その後、全員で「ナイチンゲール誓詞」を斉唱し、看護職を目指す決意を新たにしました。上村春甫学校長式辞の後、多数の来賓の中から佐賀中部保健福祉事務所所長 山口光之様、佐賀整肢学園こども発達医療センター看護部長 大島京子様より心あたたまる御祝辞を賜りました。戴帽生は12月8日から「基礎看護実習」、来年の1月13日から6月まで「成人老年Ⅰ・母子看護実習」と長期実習に臨みます。一人ひとりの患者さんの思いを考え誠実に接していきたいと決意を新たにした式典でした。
先生方やクラスメイト、支えてくれる家族や職場の方々へ感謝の気持ちを胸に式典を迎えることができました。2年生からのお祝の言葉で「ナイチンゲールが一生をかけて築き上げた看護の精神、ろうそく一本一本の灯は患者の命、看護に向かう情熱の灯として、消えないように大事に歩く・・」と言われたことが深く心に残りました。戴帽式で感じたことを一生忘れず、ナイチンゲール誓詞の言葉に違わない看護師を目指して日々努力・精進したいと思います。
(1年Aクラス:NK)
看護師を目指し入学し8ヶ月経ちました。昔から苦手だった勉強や試験をしながら、母・妻として家事をこなさなければいけない毎日。今までとは違いすぎる環境の変化に戸惑い、何度も挫けそうになりました。しかし、共に学び同じ目標に向かって頑張る仲間と、励まし支えてくださる先生方のお陰で今日戴帽式を迎える事ができました。ナースキャップを戴き、本当の意味で看護師になるための第一歩をふみだしたのだと感動し、身が引き締まる思いでした。一人でも多くの人々の心と体を癒せるような看護師になろうと、改めて決意しました。
(1年Aクラス:MM)
式典を通して看護師になる意志を改めて確認できました。入学後、看護師への道を一歩一歩進めていることを嬉しく思うとともに、看護師になりたいという目標をもち、同じ道を志す仲間と共に式を迎えられたことをとても誇らしく感じています。ナイチンゲール像から戴いたろうそくの灯を消さぬよう、ゆっくりと慎重に歩いたように、実習でも冷静に行動したいと思います。不安でいっぱいですが勇気を出して質問をし、患者さんとしっかり向き合っていきたいです。
(1年Aクラス:MK)
今日戴帽式を終えて、ナースキャップを戴き、素直に嬉しい気持ちと改めて看護師になりたい気持ちが強くなりました。「ろうそくの火は命の灯」と聞き、自分の中にある看護師になりたいという気持ち、患者さんのそばに寄り添いたいと思う灯も消えることがないよう、これから実習や学校の勉強、仕事を頑張っていきたいと思いました。実習ではこれまで勉強してきたことを生かし、患者さんが求めていることは何なのか考えながら行動していこうと思います。
(1年Bクラス:RT)
いよいよスタートラインに立ったのだと思いました。来年からは長期実習が始まります。挫けそうになることもあるかもしれませんが、乗り越えなくてはならない壁と思い挑んでいきたいです。99名の同じ志を持つ仲間がいることを忘れず、皆で支え合っていきたいと思いました。この式典は、自分の未来への第一歩と考え、夢に向かってこれからますます学業や仕事に励んでいきます。
(1年Bクラス:SN)
戴帽式を迎え感じたことは、嬉しさより自分はもっと努力をしなければならないということや人の命に関わる仕事をする覚悟を持たなければならないことでした。ナイチンゲール誓詞の中に「わが手に託されたる人々の幸のために身を捧げん」という一節はとても心に響きます。自分の出来る限りの看護をしていこうと思いました。患者さんの思いに応えられるよう、真剣に授業や実習に臨み人間性を磨き高めていきたいと思います。
(1年Bクラス:NT)