トップページ ブログ 第37回戴帽式 - キャンドルの灯見つめ決意新たに -

第37回戴帽式 - キャンドルの灯見つめ決意新たに -

高等課程1年生(平成25年度生)98名の「第37回戴帽式」が、平成25年11月16日(土)午後1時より、本校3階講堂に於いて、来賓、講師、実習施設、勤務施設、保護者の方々の多数のご臨席を賜り厳かに挙行されました。式では担任による呼名の後、山下副校長より一人ひとりがナースキャップを戴き、ろうそくの灯をナイチンゲール象より採火しました。その後、全員で「ナイチンゲール誓詞」を斉唱し、看護職を目指す決意を新たにしました。上村春甫学校長式辞の後、多数の来賓の中から佐賀中部保健福祉事務所所長 三原博幸様、佐賀整肢学園こども発達医療センター看護部長 大島京子様より心あたたまる御祝辞を賜りました。戴帽生は12月より臨地実習に臨みます。
以下、生徒の感想を紹介します。

今まで感じた事のない感動と、改めて絶対看護師になりたいという思いが強くなりました。キャンドルの灯りのついた燭台を手に歩いていると入学してからの今日まで頑張ってきた日々が思い出されました。来賓の方々や先生、クラスメート、父の顔を見て、今ここに自分があるのはたくさんの支えがあったからだなと思いました。これからも一生懸命頑張っていきたいです。

(1年Aクラス:SK)


4月に入学し、今日は戴帽式。もう7カ月も経ったと思うと早く感じます。親元を離れ、学業と仕事の両立に不安を抱えていましたが、振り返ってみると充実した毎日を過ごしていると思いました。少し勉強をおろそかにしていたので、今日の戴帽式で改めて頑張らなくてはと思いました。まだ資格はなくても一人の看護者として見られるので、長期実習では常識のある行動や礼儀に気をつけて臨みたいと思います。

(1年Aクラス:MT)


ナースキャップを戴き、キャンドルに火を灯す中、看護師になるという気持ちが高まるとともに責任を感じ、気持ちが引き締まる思いがしました。キャンドルの灯は命の灯、ナースキャップは看護専門職としてのプライド、患者さんや家族の立場に立って接していく事を忘れず、温かい気持ちで接していきたいと思いました。そのためにも知識や技術を身につけるよう頑張っていこうと思います。

(1年Aクラス:CH)


戴帽式ではナイチンゲール像から灯を頂き、照明の消えた中、一人ひとりが小さなろうそくの灯を消さぬようゆっくりと歩きました。ろうそくの灯は人の命、と思って歩くとすごく重みのあるものに感じ、看護師としての責任の重大さを感じました。初心を忘れず努力していきたいと思います。

(1年Aクラス:YY)


戴帽式は、今後の看護者としての責任の重さをつくづく感じさせられました。校長先生や来賓の方から温かいメッセージ、先輩からの応援メッセージにジーンときました。メッセージの内容は参考になることが多く、これから自分自身に絶対負けない強さと、共に学んでいく仲間とチームワークを大事にして実習を乗り越えていきたいと思います。

(1年Aクラス:SF)


ナースキャップを戴きナイチンゲール誓詞を言った時、やっと自分の夢に近づけたと嬉しく感じました。入学して学ぶうちに、看護師の役割の広さと重み、人の心に寄り添い支える看護の魅力を感じてきました。これからが新たなスタート。長期実習は大変なこともあると思いますが、それを避けず進んでいきたいと思います。

(1年Bクラス:MI)


厳粛な雰囲気にとても緊張して手が震えた。ナースキャップを戴き、改めて看護師になるという決意をする機会になった。校長先生の話を聞きながら、看護師は人の心に寄り添い支えていく難しい仕事だが、とてもやりがいのある素晴らし職業だと感じる事ができた。目標を見失うことなく実習ではたくさんの事を学んでいきたい。

(1年Bクラス:HF)


高校3年の時、決まっていた進路を大きく変えて自分の進みたいと思った道を選び入学しました。学校でも職場でも「命」に多くかかわることになり、毎日が不安でいっぱいでした。9月にあった初めての基礎看護実習は、慣れないことの連続で長く苦しい時間に感じましたが、御家族に喜んで頂いた感動は忘れる事ができません。今までの事を振り返ると、名前を呼ばれステージに上がってからも燭台を持つ手の震えが止まらないくらいたくさんの思いがあふれてきました。看護師に向けての意識を強く持ちこれからの実習に臨みたいと思います。

(1年Bクラス:YM)


ナイチンゲール像から灯をもらうとき手が震えました。これから生命にかかわる仕事をしていくという決意の震えだと思います。母の影響で看護師を目指そうと入学しましたが、勉強は難しく看護技術の習得にも時間を要し、きついと思う事もありました。私はまだまだ看護の専門的な知識は不足しているし、技術も全くできません。しかし、ナイチンゲールから頂いた灯を心に宿し、自分の理想とする看護師像に近づけるよう一歩ずつ進んでいこうと思います。

(1年Bクラス:MS)


来賓の方や先輩から御祝の言葉をたくさん頂き、新たなスタートが始まった事を実感したとともに、これからは本当に勉強しなければと、気持ちが引き締まりました。私が今ここで学べているのは、勤務先のスタッフの方、母、友達のお陰です。感謝の気持ちでいっぱいです。なぜこの道を選んだのかということを忘れず、勉強していきたいと思います。

(1年Bクラス:MY)







戴帽式記念講演
戴帽式を迎えるにあたり式の前に、「患者の心理」の授業の一環として毎年「記念講演」を行っています。今年は「認知症の人と家族の会」佐賀県支部代表 森  久美子 様を講師にお招きし『あなたならどうしますか?わたしはこうしました』 - 認知症の対応 - のテーマで大変貴重な講演を賜りました。以下、生徒の感想を紹介します。

私は認知症の病棟で働いていますので、本日の講演は、始まる前から興味津々でした。職場ではその時間だけの対応で済みますが、家庭で24時間介護をすることは、本当に壮絶だと知りました。その様な中でも、森先生はお母様が安心して穏やかに過ごせるよう工夫され、本当に素晴らしいと思いました。私もこれから言葉のかけ方に注意していこうと思いました。

(1年Aクラス:TT)


私は認知症の人の介護・看護をしている家族の気持ちを考えたことがなかった。これまで知らなかった認知症の症状や現実の生活上の問題、家族の悩みや大変さを知ることができた。自分達を育ててくれ支えてくれた人が認知症になることは、受け入れる事もお世話をする事も辛いと思う。今日の森先生のお話しで家族の気持ちに気づくことができよかった。

(1年Aクラス:MY)


16年間の自宅介護で得られた貴重な体験を教えて下さり本当に感動しました。家族の思いの強さを感じるとともに、「こうしてあげたい」という気持ちが、対応の仕方やアイデアあふれるケアに繋がっていることを学びました。一生懸命介護している家族に対していたわりの気持ちをもって接していきたいと思います。

(1年Bクラス:HK)


認知症の初期の頃、一人で抱え込み、家族からは理解されず追い込まれ、本当に辛かっただろうと苦しくなりました。「認知症の人と家族の会」に出会って、その苦しさから少し解放されたと言われていました。何年続くかわからない介護を続けていくためには、このような場が大切であることやデイサービスなど社会的資源の活用など他の人の力を借り、たまには息抜きの時間が必要であると思いました。

(1年Bクラス:MF)


教科書では学べない貴重な体験をお話しいただき本当に感謝しています。認知症の母への対応は試行錯誤のくりかえしだったと実態をお話し下さいました。マニュアルはないので、患者さんのありのままを受け入れ、家族の思いを受け止め、笑顔で少しでもほっとされる時間が過ごせるような対応ができる看護師になりたいと思いました。

(1年Bクラス:HT)


講演を聞いて具体的な対応を知り、認知症の患者さんに対して不安な気持ちが少しなくなりました。先生はお母様の事をとてもよく観察し、理解されケアに繋げておられ感心しました。認知症についての知識を持ち、患者さんのことを少しでも理解しその人に合った対応ができるようにしていきたいと思いました。

(1年Bクラス:HT)


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