専門課程3年生「ハワイ語学研修」
専門課程3年生は、平成30年10月14日から18日の期間ハワイで「海外語学研修」を行いました。5日間という短い研修期間でしたが、国際交流を図る目的のため学校で学習してきた英会話能力の実践と、異文化に触れ視野を広げるという貴重な体験をして帰国しました。以下、当日の様子と、参加した学生の感想を紹介します。
入学したとき、ハワイの研修があることを知り、その楽しみのために頑張ろう!そう決めて早2年間。辛くて逃げだしたくて叫びたくなる時もあったけれど、ハワイの澄んだ景色を見て、ここまで来られたんだ?と心から思えました。今回の研修を通して言語や文化、食生活、考え方、価値観など実際に肌で感じることができました。1番苦労したことは「言葉の壁」です。次々と話されるスピードの速い英文に太刀打ちできませんでした。困惑していると「On more time?」と笑顔で聞かれ、ゆっくりと私がわかるようにジェスチャーを交えて伝えてくれました。私の下手な英語でも、最大に相手に伝えようとすると、親身になって理解してくれ生きている場所や使っている言葉が違えども、相手を「思いやる心」があれば、通じることは簡単であると思った。大学や病院見学では救命救急や災害看護、検査の機械など日本とは違う最先端の医療について学びいい経験ができました。3日目ディナーへ行く途中に2つかかる虹を皆で見ました。後で調べていたら、ダブルレインボーといい、「祝福、願いが叶う」という意味が込められているとのことでした。皆で国家試験に受かるようにアロハ気分から切り替えて勉強を頑張ります。(専門課程3年Aクラス K・H)
今回のハワイでの海外研修では、英語でコミュニケーションを図ることを心掛けました。ハワイの人は笑顔で、こちらから話しかけると必ず耳を傾けてくれ、つたない英語でも熱心に聞いてくれたことが印象的でした。ハワイパシフィック大学見学時は、学生が使用する演習室は4人が1グループで使用するようになっていて、成人だけでなく妊婦や小児などそれぞれ病室があり、シミュレーション人形を用いて学ぶことができるようになっていました。病院見学では熱傷病棟などを見学することができました。アメリカは日本とは医療保険制度が異なり国民皆保険ではないため、民間の医療保険に入るが、高額であるとのことでした。日本の医療制度はとても優れていると思いました。フリータイムの日はクアロアランチで映画ロケ地ツアーや乗馬をする予定でしたが、大雨により乗馬がキャンセルとなりました。映画ロケ地ツアーのバスに乗れなかったため、雨が一時落ち着いた午後から乗れないか受付のスタッフに交渉するときは日本語を話せるスタッフが他の業務に追われていたため、英語で交渉しなければならず大変でした。しかし、明日、日本に帰ることやどうしてもロケ地は見たいことを伝えるとロケ地ツアーに参加することができました。クアロアランチは聖なる土地で壮大な山並み、大自然からパワーを受けました。ハワイ研修では仲間と楽しく過ごせたことはもちろんですが、自己主張すること、自分の意見を相手に伝えることの大切さ、そして人々のやさしさに触れることができました。(専門課程3年Bクラス M・U)