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専門課程3年生「海外語学研修」

専門課程3年生81名は、平成29年10月15日(日)から19日(木)までハワイで「海外語学研修」を行いました。学生は5日間という短い研修期間でしたが、国際交流を図る目的のため学校で学習してきた英会話能力の実践と、異文化に触れ視野を広げるという貴重な体験をして帰国しました。以下、参加した学生の感想です。

今回のハワイ語学研修で実際の大学と病院見学を行い海外の医療や教育を見ることができた。大学ではベランダやテラスなどいたるところにテーブルがあり学生が自由に学習できる空間があり、青空の下で勉強は素敵だなと思った。また、設備も充実しておりシミュレーターモデル人形が遠隔操作でコントロールされ、会話やバイタルサインなどリアルで患者と接しているようにできており、レベルが高いと感じた。病院見学はトリプラー病院へ視察に行った。トリプラー病院は軍人専用の病院であり、スタッフや患者など病院内は軍人服を着用した人が沢山いて日本では見ない光景であった。トリプラー病院は軍人病院とみられないようコーラルローズの外観となっていたり、真珠湾攻撃で患者が増加し病院を増築されているなど歴史と深い関わりがあると知った。迷彩色の服を見ると怖い印象があったが、スタッフの方はとても優しく普段経験することのできないプチ留学気分を味わうことができ、海外への興味がますます深まった。しかし、英語がわからないため、英語はコミュニケーションツールとして必須だと感じた。また、買い物やマリンスポーツを体験し、"円"と"ドル"の金銭感覚の違いやコインの計算など難しかったが、店員さんに小銭を見せたら選んでくれ、片言の英語でも十分楽しむことができた。タクシーを使った時は、運転手が韓国人やインド人、店員さんは中国人など様々な国の人がいて、多国籍が普通となっていた。皆さんフレンドリーに話しかけてきてくれたり、英語がわからなくてもジェスチャーを交えてゆっくり話してくれて、知らない人と話すのも楽しかった。日本では他人に話しかけることはなかなかないが、"Where are you from?"から会話が始まり、とても陽気でフレンドリーな人が多いと感じた。日本では忙しくせかせかしているが、海外では夕陽を見ながらのんびりしたゆっくりとした時間が流れていた。また景色もきれいでどの景色もステキな1枚となった。今まで日本だけの世界にいたが、海外を見ることで世界は広いなと改めて感じ、様々な体験を経験し視野を広げたいと思った。また、日本語だけでなく英語の勉強も行いさまざまな人とコミュニケーションが取れるようになりたいと思う。ハワイでの思い出を胸に国家試験に向かって頑張りたい。(専門課程3年Aクラス E・D)

今回の研修で、初めて海外に行った。ハワイでの研修を通して日本との看護教育の違いや文化、生活の違いに触れて学ぶことができた。出発する前のハワイのイメージは英語が話せないと生活ができない、食事もアメリカの食事でなかなか慣れないと思っていた。しかし、実際にハワイで3日間の研修をして、日本人が多く日本語で話してくれる現地の人も多かった。食事に関しても到着した日の昼は日本食の店であった。その店以外にも日本食の店が数件あり、生活しやすい町であると感じた。また、現地の人々のコミュニケーションの様子を見ていると表情が豊かで、話す相手に対し親しみを込めた態度で関りをしており、日本人との違いを知った。表情や態度に親しみを込めることで相手とよりよい関係を作ることができるということを実感したので、私自身も表情を意識していきたい。パシフィック大学では看護教育について講義を受け、大学内を見学しながら説明を受けることで日本では見ることのできない教育システムについて学ぶことができた。授業はシミュレーションによる教育を積極的に行われ、より臨床に近い環境を作り実践することで学習を深めることができるようになっていた。中でも驚いたのが人形に問いかけると返答する点である。一方的な声かけでなく反応を見て対応する能力を養うことができると思った。シュライナー小児病院は寄付金で運営されている病院で、治療を無料で行われていた。病院内を見学すると、より家庭に近い環境で、まるでホテルのような施設だった。この病院にはアメリカ全土からだけではなく、世界各国から小児が受診しており国境のない病院だった。今まで学ぶことができなかったものを学ぶことができた有意義な研修だった。(専門課程3年Bクラス K・K)

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